【狂気】スーパーの水(254円)を8kg背負って山へ行ったら、肝心の階段を登り忘れた話

登山

2025.12.23 | トレーニング日記, エベレストへの道

どうも、かつどんです。

10年後にエベレストに登ることを決めた、金なしコネなしの42歳サラリーマンです。

今日は、初めての本格的なボッカ(荷歩行)トレーニングに行ってきました。

場所は栃木県の大平山(おおひらさん)。

名物の「あじさい坂」にある1,000段の階段で、鈍った脚をいじめ抜く作戦です。

しかし、この後あんな「ズッコケ展開」と「地獄のスポ根ドラマ」が待っていようとは、出発時は知る由もありませんでした。

準備:254円のエベレスト装備

今回のテーマは「重さ」です。

重さを求めて向かったのは地元のスーパー。

2Lの水ペットボトルを4本購入。しめて254円。

これをザック(ミステリーランチ レイデックス57)にぶち込みます。

さらに、ザックの形を整えるために家中のタオルを大量に詰め込みました。

スーパーのサッカー台で、巨大なザックに水を詰め込むおじさん。

完全に不審者です。

背負った瞬間、ズシリと足が地面にめり込みました。

ザックがギシギシと音を立てます。

「登山とは違うスポーツが始まった」

軽い眩暈と共に、変な笑いがこみ上げてきました。

移動:本を忘れる失態とDuolingo

電車移動中、暇つぶしの本を忘れたことに気づきます。

悔やんでいても仕方がないので、隙間時間で英語学習アプリ「Duolingo」を起動。

エベレストのベースキャンプでは英語が公用語です。

これで6日連続達成。地味ですが、これも立派な遠征準備です。

私の英語レベルはゼロ。エベレストに向けて、英語もゼロからのスタートです。海外遠征を見据えて毎日学び直す。英語のスペルが全くわからない。。。

登山開始:パタゴニアとトイレの安心感

本日の天候データ(記録用)

• 日付:2025年12月23日

• 場所:栃木県 大平山

• 天気:晴れ

• 気温:最高 9℃ / 最低 -2℃

登山口に到着。

ありがたいことにトイレ完備。ここで装備を整えます。

【本日の装備】

• インナー: パタゴニア クールデイリーメリノ(半袖)

• アウター: パタゴニア R1エアフーディ → フーディニ(ウィンドシェル)に変更

• パンツ: パタゴニア トレイルパンツ

登り始めで身体が温まってきたので、通気性抜群のフリース「R1エア」から、風を防ぐ薄手の「フーディニ」へチェンジ。

関東の低山を登る時はこの服装が鉄板です。本日の山行の間も、身体を快適に保ってくれました。

前編:8kgの水を背負って山頂まで

ここから山道へ突入。

今回、いつも使っているヤマレコでうまく検索できず、ルートをGoogleマップを使って作成しています。

想像してたよりも、しっかりとした山道で嬉しい誤算。

人が歩いた形跡がほとんどない獣道をガツガツ上に上がります。ザックの重さは腰と肩にかかり良い具合。装備のフィットを確認しながら、土の斜面を上がっていきます。

順調に高度を稼ぎ、「あづま家」へ到着。

火曜日なのにお店がやっていて、かつお客様も店内にチラホラ。相当に信仰を集める神社なんだなと感心しながら、しばし小休憩。

関東平野を一望する景色。

ここから今日のメインディッシュの1,000段の階段へ。

あじさい坂から1,000段の階段がありボッカ(歩荷)トレーニングには最高の環境。いつものエンジョイ登山とは違い、明確な目的を持って石の階段を登っていきます。

そして、あっというまに大平山神社に到着。

「あれ? 1,000段の階段は?」

1,000段もあった気はしないけど、神社の脇に奥の宮、その奥に晃石山と縦走できるコースもある。全部合わせて1,000段なのかなと、納得をして大平山のピークである富士浅間神社を目指します。

奥宮までの縦走路は岩肌あり、尾根特有の道のりでかなり好きな感じ。

富士浅間神社までの手前100メートルは急な坂もあり、駅から1時間30分ほどの登山ルートで体力的にも簡単で、初めて重りを背負って登るには良い山だな。と思いながら昼休憩を取ります。

大平山頂。神社の裏にひっそりと山頂があり、非常に好み。根っこの神様が可愛い。

失態:ルート選びのミスに気づく

昼食をとり下山した帰り道。大平山神社で大きなミスに気付きます。

なんと、ルート選びを適当にしていたせいで、名物のあじさい坂(階段ルート)を通らず、車道や緩やかなハイキングコースで山頂の大平山神社まで着いてしまったのです。

大失態です。

階段地獄を味わいに来たのに、メインを味わっていない。。。

愕然としながら、階段ルートを降りて、あじさい坂を目視します。

うん、これは1,000段くらいあるわ。

後編:狂気の「おかわり」1,000段

ここで私の脳内のスイッチが切り替わりました。

「登り返すか。。。」

せっかく来たのに足に効いていないのが許せない。

8kgの水を背負ったまま、階段を一気に登ります。

登り始めの、時刻は13:50。

日没まで残り2時間半。

「行ける」

そこから、地獄のタイムアタックを開始しました。

心臓が早鐘を打ち、太ももが悲鳴を上げます。

無心で足を上げ続け、なんと18分で1,000段を登り返して再登頂(14:08)。

通りすがりの人にどう思われたかは知りません。

自分の中では、この18分間こそが今日一番の「エベレスト」でした。

二度目の大平山神社。あじさい坂から来ると本堂が正面に見える。(私は登りで左からきた。。。)

帰り道:Googleマップを超えて

完全燃焼(というか灰)になった状態で、新大平下駅への帰路につきます。

行きよりも帰りの舗装路がキツイ。

シャリバテ(エネルギー切れ)寸前で、駅までの3.6kmが永遠に感じられます。

そんな中、ふと横道を発見。

Googleマップには載っていない獣道のようなルート。

「こっちの方が早いはずだ」

野生の勘に従って進むと、ショートカットに成功し、想定より早く駅に到着しました。

全然知らない出口につく。大平山の懐の深さに助けられる。

今日の教訓:ルートは自分で決めろ

駅のベンチで重いザックを降ろし、深く反省しました。

今日の「階段登り忘れ」の原因は、事前のルート確認を怠ったことにあります。

大平山は懐が広く、色々なルートがありましたが、もしこれが冬山の高所だったら?

人任せ、ネット任せ、地図任せの「思考停止」は、命取りになります。

「相談はしても、任せ切らない。最後は自分で決める」

事前のルート設定に雑にならず、「自分で決めて登る登山家」になろうと誓いました。

とりあえず、今はビールが飲みたいです。

エベレストへの道、まずは一歩前進(と少しの後退)。

(終)

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