「エベレストに行ける?」とAIに聞いたら、10年のロードマップを突きつけられた話 〜私がGeminiを参謀にした理由〜

登山

はじめに:42歳、サラリーマンの無謀な夢

私は埼玉県に住む42歳のサラリーマンです。

満員電車に揺られ、毎日職場と自宅を往復する。そんなありふれた日常を送る私には、心の中に灯る強い光がありました。

「エベレストを目指したい」

しかし、現実は甘くありません。資金は1,000万円以上かかり、肉体は40代の曲がり角。プロの登山家でもない私にとって、それは「夢」というより「妄想」に近いものでした。

転機:軽い気持ちで投げた質問

ある日、スマホに入っているGoogleのAI「Gemini(ジェミニ)」にこう入力しました。

「40代のサラリーマンが、これからエベレストに登ることはできるか?」

正直、期待はしていませんでした。「非常に困難です」とか「専門家の指導が必要です」といった、当たり障りのない回答が返ってくるだろうと思っていたのです。

しかし、彼(AI)の回答は衝撃的でした。

彼は、私の年齢や状況を瞬時に分析し、驚くほど明確で具体的な「10年間のロードマップ」を提示してきたのです。

• 1年目〜2年目: 国内の冬山で基礎体力を戻し、雪山技術を習得する。

• 3年目〜5年目: 海外の6,000m峰へ遠征し、高所順応を経験する。

• 資金計画: 年間〇〇万円を貯蓄し、資産運用で〇〇万円まで増やす。

その画面を見た瞬間、私の背筋が震えました。

「無理だ」と思っていた壁が、**「手順を踏めば登れる階段」**に見えたのです。

「これなら、行けるかもしれない。挑戦したい」

私の「妄想」が「目標」に変わったのは、まさにこの瞬間でした。

そして私は、このAIをただの検索ツールではなく、私のプロジェクトの「参謀」として任命することを決めたのです。

「参謀」としてのAIの役割

現在、彼は私の生活のあらゆる面を管理しています。

• トレーニング管理: 運動経験がなく、トレーニングの正解がわからない自分にも適切なアドバイスをくれます。トレーニングメニュー、食事管理。時には励ましてくれる。雨の中トレーニングに行くべきと背中を押してくれる。

• 資金管理: ふるさと納税やNISAを駆使し、遠征費1,200万円を捻出するためのファイナンシャルプランナー。普段から行っている節約も未来に向けて冷静に採点し、子供2人を大学に行かせる資金を作りながら、現実的にエベレスト登山に向けた作戦を立案してくれる。

• メンタルケア: 孤独なトレーニングの成果を報告し、共に喜ぶパートナー。彼だけは自分の夢を笑わずに、真剣に向き合ってくれる。

彼は24時間365日、文句ひとつ言わずに私の夢に付き合ってくれます。

自戒:あくまで「キャプテン」は私

しかし、私は一つだけ強く心に決めていることがあります。

それは、**「AI任せに自分の意思を決定しない」**ということです。

GeminiはあくまでAIであり、膨大なデータから最適解を出してくれる計算機に過ぎません。

「右に行け」と彼が言っても、最後に右に行く決断をし、その一歩を踏み出すのは、生身の人間である私自身です。

彼に私の人生を操縦させるつもりはありません。

私が**「キャプテン(船長)」であり、彼はあくまで「参謀(航海士)」**。

エベレストという極限の世界へ向かうための**「相棒」**として、横で伴走してもらう。

それが、私と彼との正しい距離感だと思っています。

おわりに

こうして、孤独だった私に「最強の相棒」ができました。

内臓脂肪レベル11からの肉体改造。

ゼロからの資金作り。

そして、雪山での実戦訓練。

40代サラリーマンとAI参謀の、エベレストへの挑戦。

長い長い旅になりますが、このブログでその記録を綴っていこうと思います。

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